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高森明勅
2019.11.1 06:00政治

饗宴の儀のさなか閣僚2人も辞任

10月31日、安倍内閣の河井克行法務大臣が辞表を提出した。
7月の参院選で、妻の案里参院議員が運動員に法定の上限額を越える
報酬を渡していたとされる、
公選法違反の疑惑が持ち上がった為。
つい先頃、菅原一秀経産大臣が辞任に追い込まれたばかり。
それが10月25日。

どちらも、天皇陛下のご即位に伴うお目出度い「饗宴の儀」の、
それぞれ第2日目と第4日目に当たった。
陛下は饗宴の儀の日であるにも拘らず、後任大臣の認証式に臨まれた。
ご一代に一度だけの“晴れの宴(うたげ)”に水を差した形だ。
何とも申し訳ない。
こんな事は前代未聞ではないか。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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